TL; DR
はじめまして。私Howardと申します。
同志?と呼ばれる者どもに「お前も参加して記事を書くんだ」と詰め寄られ、こうしてキーボードを叩いております。
まずは自己紹介をして、それから本題の方に触れていきます。
自己紹介
Howardと申します。
私の場合、まず写真を撮るようになったきっかけの前に、好きなものの話をしなければなりません。
その好きなものというのが、、、
そう、モータースポーツです。
大好きなんですモータースポーツ。
F1から日本のSUPER GTシリーズ、アメリカのNASCARまで、ありとあらゆるレースをチェックしてしまっています。
果てはF1直下のカテゴリーであるF2, F3やオーストラリアのスーパーカーシリーズ、ヨーロッパの各ツーリングカーレースも面白くて、、、おっと失礼いたしました。
これらの放送に英語実況しかなかろうがそんなものは関係ありません。気になったレースは徹底的にマークして楽しむ。
一種の病気です。間違いない。
自分が写真を撮るようになったのも、高校生の頃「モータースポーツの写真が撮りたい!」と思うようになってからです。
写真が撮りたいからサーキットに行くというよりは、レースを観たいからサーキットに行って、その付帯物として写真撮影があると言っても過言ではない。
それゆえ他の同志達とはベクトルが異なるためたまに温度差を感じることもありますが、、仲良くさせていただいています。
他にも趣味はいくつかありまして、
音楽を聴くのもすごく好きです。フェスとかよく行きます。
どういうジャンルが好きかというのは、自分が名乗っている名前でググると分かっていただけるかもしれません。
ちなみに下の写真に写っている後ろ姿は私の友人です。
あとは普通に出かけ先で写真を撮ったりもします。今しがた「付帯物」などと言いましたが、写真撮影なんてどうでもいいと思っているわけではないです。。。
様々なジャンルの写真を撮らないと、新たな構図、編集などのアイデアが浮かんでこないので、何の気なしに出かける際もカメラを持ち歩くようにしてはいます。
使用カメラ歴はソニーαシリーズがほとんどで、父親から譲り受けたα200に始まり、α77、現在はα7RIVとα7IIIを状況に応じ使い分けています。
また、Sigmaのfoveonセンサーコンデジ、dp2 quattoroも所有しており、「ここで使えるかな~」というときのためにバッグに忍ばせています。
他にも好きなもの、ことはありますが、このあたりで本題に移りたいと思います。
Sigma fpで流し撮りをしてみたい
私のようなモータースポーツバカは、新しく面白いカメラが出ると毎回考えることとして、
「これで流し撮りをしたらどんな感じになるかな」
というのがあります。
あー、私だけかもしれないですが、、、まぁいいです。
私自身Sigma fpを購入してはいないのですが、運よくお借りできる機会がありましたので、二度ほど挑戦してみた際の写真をお見せしながら少し語ろうかと思います。
こちらは昨年、静岡県の富士スピードウェイで開催されたSUPER GT × DTM 特別交流戦での一枚。
fpに、キットレンズとしても同梱される45mm F2.8を着け、発売当初から話題となっていたT&Oというカラーモードで、アスペクト比も話題の21:9で撮影したものになります。
SUPER GT × DTM 特別交流戦は、日本で最もメジャーなモータースポーツであるSUPER GTと、ドイツを中心に古くからツーリングカーレースの最高峰となるDTMの車両が一堂に会し、同じ土俵でレースをしようという、正に夢のようなイベントでありました。
日本からはトヨタ、ホンダ、日産が、ドイツからはアウディ、BMWの2メーカーが参加し、大迫力で緊迫した競争は、大いに観客を沸かせました。
本当に最高だった。。。
もう一枚似たようなものを載せておきます。
この週末は土日を通して天気が悪く、夜のうちに雨が降り、日中もどんよりとした雲に覆われるという、ロケーションとしては悪い環境。
ただ逆に、その雰囲気とSigma fpのカラーモードであるT&Oがうまくマッチして、当日の空気感を余すところなく表現できていると思います。
Sigma fpというのは、もちろん編集でその方向に持っていっているとはいえ、それを差し引いてもその場その時の「質感」を表現するのが得意だな、と感じました。これは本当にこのカメラの良いところだと思います。とても好きです。
逆に、使用前心配していた事項として挙げられるのは、ローリング歪み。fpは電子シャッターのみなので、高速で被写体を追従しながら撮影したりすると、背景が歪んだりしないだろうか、と思っていたのですが、下手に望遠レンズを使って振り回したりしなければ大丈夫そうです。
また、AFに関しても心配しておりました。コントラストAFゆえ、どうしても位相差AF勢には叶わない部分があるのではないか、と。
結局そのあたりはちょっと厳しい部分があったので、構図を考え「奥から手前に近づくor遠ざかるような状況下の場所」では撮らないようにしました。諦めも肝心。笑
まあ、もともとそのあたりを追求して「この性能すごいでしょ!!!」なカメラではないですし、仕方ないと思います。こちらが工夫すればどうにでもなる。
この日は望遠レンズは一本も持参せず、45mm F2.8 DG DNのみでと決めて撮影していたのですが、引きの構図だからこその面白い部分を切り出して撮影したり、肉眼で見えている画角に近いからこそ表現できる、その場の体験・思い出を一枚の写真にしたりして、非常に楽しめました。
SUPER GT × DTM 特別交流戦については、こちらの公式ハイライト動画をどうぞ。
AUTOBACS 45th Anniversary presents SUPER GT x DTM 特別交流戦 Race1
AUTOBACS 45th Anniversary presents SUPER GT x DTM 特別交流戦 Race 2
二度目は今年に入って、ふとサーキットで写真を撮りたいなと感じた時に、ちょうどよく富士スピードウェイである走行があり、ちょうどよくまたfpを借りられたので、再び流し撮りをしてみました。
今度は少し焦点距離を長めにとるため、「ボケマスター」の異名とその巨大さで知られる、Sigma 105mm F1.4 DGを持参。あろうことか、Lマウント用ではなくSAマウント用にMC-21を装着してのチャレンジです。流し撮りする時って、ユニットが軽すぎるとなんかバランス取りづらくてたまらないので、レンズの重さはそこまで気になりませんでした。
他にもお客さんはいらっしゃったのですが、普通にめちゃガン見されました。「え、なんでそのチョイスなの?」という顔で。そりゃそうだ。
MC-21を介するとAFがさらに厳しくなるので、AF-Sでいきました。普通なら絶対に選ばないのですが仕方ありません。
こちらは、前述した懸念点がもろに現れた例ですね。後ろにある看板がローリングにより歪んでいます。でもいい例になったので編集して載せました。
焦点距離が長くなると必然的にカメラを振り回す速度は速くなるので、難しいところです。後ろに歪んでも分からないものがある場所を選ぶなりしなければならない。
ただそこに目を瞑れば、コーナーの頂点を上手く抜け、さあこれから加速するぞ、というスピード感を表現することができたのではないかなと思います。
まとめ
今回は初めての記事投稿ですので自己紹介と、Sigma fpで流し撮りを行ったらどんな写真が撮れるか、を紹介してみました。
もう少し上手く説明が出来たらよかったのですが、、、文才が追い付いていないようで、ご迷惑をおかけします。
とにかく、fpで流し撮りをしてみて、機能面や仕様上我慢せねばならない部分はあるものの、ある程度のレベルであれば全然いけるな、という感想を持ちました。
また、普段とは毛色の異なる機種を用いて同じジャンルの写真を撮ることにより、どこで撮ろうかとか、どんな風に見せようか、とかを再考するきっかけになり、とても有意義な挑戦だったと思いました。ちょうど普通に撮るのにも飽きていたし、、、笑
今シーズンのモータースポーツは他のスポーツと同じく、新型コロナウイルスの拡大により中止・延期になったイベントが多々あり、撮影の機会が失われてしまっていますが、またタイミングが合えば挑戦してみようと考えています。
あそうだ、今回掲載しました画像もそうですし、基本的に他の写真に関しても、私は構図のためならけっこう軽率にトリミングを行います。
たまにその辺りを執拗に気にされる方いらっしゃるので、先にお伝えしておきます。画質にそこまで影響ない範囲なら普通に切り取ります(もちろんアスペクト比は守ります)
ご了承ください。
さて、ここまで本記事をお読みになって下さった全ての方、本当にありがとうございました。
次の記事があれば、また読んでいただけますと幸いです。
それでは、このあたりで失礼いたします。