冬だ。雪だ。

TL; DR

henomojiです。 やっぱりこの時期は雪とか氷とか撮りたくなるよねという内容から駄弁ります。

写真

SDIM5017

date: Jan. 2th, 2021
location: Fujinuma-Dam., Fukushima Pref., JPN
optics: SIGMA 45mm F2.8 DG DN
camera: SIGMA fp
exposure: ISO100, f5.0 1/160sec

木に積もった雪が風で舞って落ちてきた瞬間です。こういう現象ってなんていうのでしょう。 季語とかになってないですかね。

SDIM4922

date: Jan. 2th, 2021
location: Aizuwakamatu., Fukushima Pref., JPN
optics: SIGMA 45mm F2.8 DG DN
camera: SIGMA fp
exposure: ISO100, f4.0, 1/800sec

お気に入りなのがこの氷柱の写真。 後ろの這っている蔦の生々しい感じとツルピカなつららが特に気に入っています。それに加えて対比が良いですよね。氷柱は人工物の塩ビパイプから吐き出された水でできていて、 ツタが這っているのも人工物。最高ですね。

SDIM5062

date: Jan. 2th, 2021
location: Fujinuma-Dam., Fukushima Pref., JPN
optics: SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO
camera: SIGMA fp
exposure: ISO200, f3.5 1/800sec

べたっとした雪に足跡が一本。撮影時はカラーモードをティールアンドオレンジ(T&O)にして撮っています。 どこかで見たような写真で退屈ですけどいい練習になりますね。

雑談

写真って凄く受動的な遊びなので、時々自分の性には合っていないのでは?とかそんな事思ったりするのですが、 この趣味の何が良いってカメラの向こう側は既に完成されているものしか存在しないってところだと思うんですよね。

存在している(写っている)=成立している

こう言っても問題ないと思うわけなんですね。現実世界で不都合なく存在出来ているからそこに写っているわけで、 これって私としては凄く安心するんですよ。何を持って完成で、何処から下が詰めの甘いものなのか。 イラストは真っ白からスタートする反面、写真は存在する物質の並びがあることを前提にスタートしています。 非常に極端な言い方をしてしまえば、適当にシャッターを切るだけで成立したものが撮れるという下駄を履かせてもらっている わけです。だから安心するんですよね。

絵が描けるって良いなぁと思います。それは描けない身からすると桁違いの自由度が広がっているように思えるから。 しかし、そのようなこちらの身勝手な理想像を比較対象にしても、写真は写真で良いよなぁとも思うわけです。 他者の成果物、人の営みに寄りかかれるから楽できて良いなと言っているわけではなくて、 例えば座布団の質感が良いだとか、

SDIM1146
date: Nov. 1th, 2020
location: Aizuwakamatu, Fukushima Pref., JPN
optics: SIGMA 45mm F2.8 DG DN
camera: SIGMA fp
exposure: ISO100, f2.8, 1/1000sec

このような身の回りの細々したところの中に美しさを見出すことが出来て、更にはそれを即座に納めることが出来る。 こういったところに写真の良さってあるのではないかなぁと思うわけです。 写真は観察の芸術と言っていた偉い写真家の方がいたと思いますけど、まさにそこに写真の素晴らしさがあるのだと思うわけです。

まあグダグダ喋ったところで今回はここまで。お付き合いいただき大感謝~。