Sonnarは手を出しすぎ?幅広い分野で撮影することの重要性

TL; DR

お久しぶりですSonnarです。残暑が厳しく、まだまだ暑い日が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、今回は幅広い分野で撮影することの重要性についてお話しようと思います。

1. 広く浅く

写真を撮るうえで私が念頭に置いていることは、一つの分野に限らず幅広い分野・カテゴリに挑戦するということです。

例えば、現在Sonnarが精力的に取り組んでいるものとして、以下のようなものが挙げられます。

  • 星空撮影
  • ポートレート撮影
  • 野鳥撮影
  • ドローン撮影
  • ジンバル撮影

これを見た時、「そんなに色々なものを撮ってるの?」と思う方や、「まだまだ足りない!」と思う方それぞれだと思います。自分の中ではまぁまぁ多いかなと実感しており、 いい意味で手を出しすぎたなと思いました。

しかし、ここで注意しなければいけないことが一つあります。それは、どの項目にどれだけの時間を割くかということです。先ほど挙げた例を ” 国語、算数、理科・・・ ” と置き換えると分かりやすいかもしれません。例えば国語だけをずっと勉強していては、他の科目がおろそかになってしまいますよね。それと同じことが今の自分にも言えるのです。例えば、星空撮影ばかりしていては、ポートレート、野鳥撮影など他の撮影が全くできなくなってしまいます。

そこで、自分の中で優先順位・目標を決めることが重要だと思いました。まず、今年2020年は1:1の割合で頑張ってみようと思っています。つまり、すべての分野の撮影をすることになるので ”広く浅く" ですね。その中で、「これはもっと深く勉強したい!」「更に技術を高めたい!」と思ったものに対して今後多くの時間を割り当てていくといったイメージです。

そもそもなぜ多くの撮影を行うのか?という疑問があります。もちろん先ほど挙げた全ての撮影に興味があり、どれもそれと無くこなしたいと思う気持ちがあります。しかし、それだけではなく、色んな分野の撮影をこなすことによって分かること・見えてくるものが非常に大きいからなんです。

2. そこから学ぶこと

それぞれの撮影現場で気を付けなければいけないこと、学べることはたくさんあります。全て挙げてはきりがないので、”レンズ選び” という観点から具体例を示したいと思います。

例えば、星空撮影で使うレンズを選ぶ際、私は以下の点を考慮しています。

星空撮影ではレンズそのもののスペック (光学性能) が重要になってくるのではないかなと思います。ピントを合わせる際などは基本的に "MF" 操作になりますので、AF性能などは正直どうでもいいですよね?また、明るいレンズであれば暗い場所で活躍できますのでこういったところが大切になってきます。

LakeYamanaka_FE24mmF1.4GM
date: Aug. 11th, 2020
location: Lake Yamanaka, Yamanashi Pref, JPN
optics: SONY FE 24mm F1.4 GM
camera: SONY α7RⅢ
exposure: ISO1600, 13sec, F1.4

次にポートレート撮影はどうでしょうか。同じくポートレート撮影で使うレンズを選ぶ際に私が気にしている点を挙げてみました。

  • 明るさ (F値)
  • AF性能
  • 重量

ポートレート撮影は被写体が "人物" になりますので、星空撮影とはまた違った観点からレンズを選ぶことになります。ただ、共通して重要なのは明るさ (F値) でしょうか。基本的には明るいレンズほどボケますので、被写体をグッと浮かび上がらせることができます。 また、AF性能が非常に重要になってきます。ポートレート撮影では素早いAFでなにより正確性が求められてきます。

SONY α7RⅢ Carl Zeiss Distagon T* 35mm F1.4 ZM
date: Aug. 15th, 2020
location: Showa Memorial Park, Tokyo Metr, JPN
optics: Carl Zeiss Distagon T* 35mm F1.4 ZM
camera: SONY α7RⅢ
exposure: ISO100, 1/8000sec, F2.0

このような感じで、”レンズ選び” 一つとっても撮影分野によってかなり異なってきます。実際撮影するとなれば、撮影方法・撮影時の注意点・機材の使い方など、考慮しなくてはならない点が増えてきます。色んな分野で撮影することによって、一つの分野で得た知識・手法をまた違う分野で生かすことができますね。

皆様も無理をなさらない程度で撮影範囲を広げてみてはいかがでしょうか。

3. 最後に

今回は、幅広い分野で撮影することの重要性についてお話をさせて頂きました。なかなか多趣味のSonnarですが、今後ともよろしくお願いいたします。

それではまた。

Model:宙(そら) Twitter (@___SoraoO13)