TL; DR
わんつかけっぱって、千葉さ彗星ば見にいでらの。写真と動画ばこへてみだら見でけろじゃ。
わんつか、わんつか。まんずまんず
「起げ！まだ寝でらんのが！」
星沼会のディスコードさメッセージ入ったんだば、今朝の8時ごろだじゃ。Tsuchinshan-Atlas彗星（紫金山アトラス彗星 C/2023 A3）ばギンガギンガどまんつごぐ輝やいでらすけ、撮りにいがねばな。撮りにいぐべし、な？撮りにいぐべしーー。
今般、いろんなメンバが彗星撮りに行ってらの見で、わも撮っでみてど思い始めだばって、水曜あだりから決めたっきゃ。12日はあんまり天気予報も見ねで山梨さ行ってみだの。結論から言えば、どんぐもりで何も撮れねしてへこへこど帰ってきたじゃ。まいねまいね。
12日はがっくししながら帰ってきたんだばって、日曜こそなんぼがしても何とかものにしてみてな、とか思ってたばりだら職場の先輩から連絡きたんず。
「新潟に行こうか、千葉に行こうか迷っています」
「新潟はさすがに遠すぎだべ」先輩さ返信ばして、千葉さすっぺしって提案してみだじゃ。今日の天気予報だば山梨の方さ昨日とおんなじ空模様だし、天気図もおんなじだし、多分千葉は晴れるべって喋らいの、車さひっぱって館山の海ぺりさ二人して来てみだじゃ。
「来てみだげど、千葉でけねか」「大丈夫だよ。SCWを信じよう」
#天文なう 彗星見に来た pic.twitter.com/lJTq8GB8Q0
— ぐらすのすち (@GLASnSCI) 2024年10月13日
そんなことばかり喋でだら、すぐに陽が落ちてきたじゃ。
「ああ、伊豆半島に陽が落ちるねえ」 「あれは金星だね」 「彗星は12度くらいの位置に見えるはずなんだけれど、見えないねえ」
空が真っ赤に染まって、それがだんだんと青や紺に落ちていぐのを見でだじゃ。ポツポツと空に星こがまたたいてくると、東京湾さはっける舟の明かりが目立ってきだ。すぐに空も淡いグラデーションから濃い色合いへと帳を移していぐ。やがて周りから「映ったぞ」「これ彗星だっきゃ？」と喜びの声が上がってだの。
ケータイでもすんなり写りますねえ pic.twitter.com/e7No5wnkSI
— ぐらすのすち (@GLASnSCI) 2024年10月13日
「あれが彗星だね」「これだけ大きい彗星を見るのはヘール・ボップ彗星以来だよ。高校生の時に見た百武彗星も忘れられないね」
見上げでみだら、空の中にひどづだけしらっぱつけた点が浮かんでいたじゃ。すぐに尻尾が伸びでいるのがわかったじゃ。肉眼で彗星が見えるのも初めてだが、こんなに尾が伸びでるのを見で、感激したじゃ。確かに昔の人はこれを見たら凶兆だと思うかもしれね。わも彗星見るのは今回が二回目だず、知見がたくさんあるわげではねが、紫金山アトラス彗星はずんぶまんつこいもんだど驚いだじゃ。タイムラプスと写真ば両方こさえて来たがら、掲載すっぺし。
