TL; DR
お久しぶりです、Sonnarです。投稿間隔が空いてしまい申し訳ございません。
今回は、先日購入した生えてきたレンズについて執筆しようと思います。
1. 購入したレンズについて
早速ですが、今回購入したレンズがこちら。
先日、2021年3月12日、SONYより発売された ”FE 35mm F1.4 GM” になります。
同志ぐらすのすちから「35GM買うんでしょ!」と煽られていました。。。
嘘です。この他にも、「135GMまだ買わないの?」と言われております。これが俗にいう〇ワ〇ラでしょうか?
さて、Eマウントの35mmF1.4といえば、"Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA SEL35F14Z" が有名ですね。 kakaku.com こちらのレンズは、2015年に発売されたモデルで、今となっては若干古く感じます。 そんなこともあり、SONYユーザの間では、「GMのラインナップで改めて35mmがリニューアルされるのではないか?」という噂が飛び交い始めました。 その噂も本当のこととなり、2021年1月14日、SONYより "FE 35mm F1.4 GM" が正式発表されたのです。
購入した経緯
発表された当初は、「お~ついにきたか。コンパクトだしいいレンズだなぁ。」ぐらいの気持ちで優しく見守っていました。 元々このレンズは、2021年2月12日に発売される予定だったのですが、発売の4日程前、急遽発売を延期するとのアナウンスが入りました。 どうやら、ハードウェアの一部に疑問があったようですね。その後、このレンズは1ヶ月後の3月12日に発売されることになるのですが、その1ヶ月で心が動いてしまったのです。
とある日、自分の機材 (レンズ) 、撮影スタイルを見直していると、動画撮影にどうしても35mmを導入したいという気持ちがありました。普段、ジンバルというスタビライザー機材にカメラを載せて動画撮影を行っているのですが、最近は Planar T* FE 50mm F1.4 ZA というレンズを載せて運用していました。
しかし、このシステムの運用に少し課題がありました。一つは重すぎるということです。カメラの重量が700g、レンズの重量が780gあり、全体として約1400g (1.4kg) にもなります。この重さになってくると、数時間ジンバルを持ち続けて撮影するというのが困難になってきます。二つ目は、50mmという焦点距離が若干長すぎるということです。モデルさんを対象に動画撮影を行っているのですが、程よいボケ感を得るために50mmという焦点距離を選んでいました、しかし、モデルさんとの距離が十分とれない場合や、人の多い場所などでは、50mmという焦点距離は被写体が大きく写りすぎてしまうという問題があります。この2点を解決するため、35~40mmあたりのコンパクトなレンズを探していた時に登場したのが今回のレンズなのです。
2.ファーストインプレッション
やはり、レンズを開封して一番先に思ったのは、「コンパクトで軽い!」でした。
このレンズの魅力は、スペックを見ていただいても分かる通り、開放F値が1.4にも関わらず、コンパクトに仕上がっている点だと思います。
このぐらいのスペックになってくると、どうしても重たくなりがちで、実際、先ほど取り上げた Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA は630gあります。それでいて、全体的な性能は今回発売された 35mm F1.4 GM のほうが良いわけですから、価格以外ではこちらを選ばないという選択はないと感じます。
写りはどうなの?
date: March. 12th, 2021
location: Hachioji, Tokyo, JPN
optics: SONY FE 35mm F1.4 GM
camera: SONY α7S3
exposure: ISO 80, f1.4 1/8000sec
いかがでしょうか。 購入した翌日、近所の川沿いに咲いていた桜を被写体に、テスト試写してきました。まさに、解像感とボケを両立したレンズで、非常に満足しています。製品紹介サイトでは、以下のような謳い文句で、サジタルフレアも抑制されているとのことですので、星景写真などでも使ってみたくなるレンズです。
0.01ミクロン単位という高い精度で表面を製造管理している超高度非球面XA(extreme aspherical)レンズ2枚とED(特殊低分散)ガラス1枚を最適に配置した最新の光学設計により、サジタルフレア(点光源の像のにじみ)を効果的に抑制しつつ、画面全域で高い解像性能を実現しています。
コロナ禍ということもあり、本格的な撮影ではまだ使えていないのですが、ファーストインプレッションとしては非常にいいレンズでした。35mmという画角は、テーブルフォト・ポートレート・スナップ等、なんでもいけますので、非常に優秀です。今後間違いなく一番使用頻度が高くなるレンズだなと感じています。
3. 最後に
久しぶりの記事となってしまいましたが、今回は最近購入したレンズについてご紹介させていただきました。まだまだ厳しい世の中ですので、散財でもしてストレスを発散されてはいかがでしょうか。(買いすぎはよくない。)
今後も同志メンバで本ブログを盛り上げていければと思います。
それでは、ありがとうございました。