TL; DR
glasnsciです。QHYCCD QHY5-IIMのミニガイドスコープセットを購入して試験撮影してきました&iOptron GEM45の便利さを実感し始めたので少し記述します。
元気ですか 変わらずに
— 誰すのすち (@GLASnSCI) 2021年1月7日
新しい風 見つけましたか pic.twitter.com/35xT9FDwMy
QHY5-IIMを買って試験撮影してきました
中型赤道儀、GEM45を導入しましたのでいよいよ500mm程度の撮影も可能になった訳ですが、長焦点になるとオートガイド撮影が必要です。MGEN3がマルチスターガイドで今年度はもてはやされて、少し気になるところ。それにスタンドアロンです。
昨日は 昨日さ
— 誰すのすち (@GLASnSCI) 2021年1月7日
しくじったり 泣いたりしたけど
元気ですか pic.twitter.com/0Nnr5ZuZwE
でも、どうせ極軸あわせにラップトップを遠征地に持って行かないといけないので、スタンドアロンであるかどうかは別に気にしないことにしました。それに、マルチスターガイドはPHD2も対応したそうですし……ですから、
QHYCCDのオートガイドカメラとミニスコープのセットを買いました。税込みで約3.7万円でした。あまり考慮せずに買い物をするのは良くないですね。 www.kyoei-osaka.jp
というわけで早速。試験撮影。
ガイドカメラの試験 #天文なう pic.twitter.com/NCMW373pcd
— 誰すのすち (@GLASnSCI) 2021年1月9日
ホントは昼間やろうかと思ったのですが明るすぎてうまくいきませんでした。そういうわけで、夜間です。10km以上先の遠景がいいということだったので横浜の夜景を撮影しました。ピントってこんなもんなんですかね。よくわからないですが、実写で試してみます。
オートガイダー含めた一式の接続について
GEM45との接続ですが、非常に便利です。説明のために模式図を用意しました。
通常は赤道儀とガイドカメラをST4ケーブルで、ラップトップとガイドカメラをUSBケーブルで接続しますが、ケーブル地獄になります。ところがGEM45は赤道儀自体がUSBハブを兼ねていて、図のUSB2とUSB3のコネクタはUSB1コネクタに繋がっています。つまり、USB1をラップトップに接続して、ガイドカメラのUSBケーブルはUSB2かUSB3のコネクタに挿しておけば、ラップトップから伸びるケーブルは一本で済みます。すごい!
つまり、この構成の接続図としては下図のようになります。ところで、図を作った最初はST4ケーブルでカメラと赤道儀を接続していました(動作確認もST4で接続して行なった)。が、そーなのかーさんからASCOM経由ならST4は不要との情報が、調べたらどうやらそのようです。図中にバッテンがあるのはそういう理由です。
今日はこれから撮影です。そーなのかーさんにご一緒させてもらいます。果たしていわきは晴れるのか。それとも、関東圏から向かうワタクシは勿来で名前の通り追い返されてしまうのでしょうか。
1/11 USBポート1と2が逆になっていたので画像を差し替えました