PixInsightのAnnotate Imageがよくわからないという話

TL; DR

元日です。毎年、新年の抱負は「来年から本気出す」のglasnsciです。暇すぎてお正月からBlog更新しています。本稿ではここ二日間の悩みごとについて述べます。PixInsightのImage annotationについてです。

続きを読む

Lumix S1Hファーストライト|オリオンの下半身を激写する

TL; DR

天文界隈に文語文ブームを引き起こしたいglasnsciです。12月のフカシロ遠征でこしらえました怪文「ロオズ・ネブラ」では、バラ星雲(NGC 2237-9, 2246, The Rosette Nebula)の撮影について述べましたが、裏ではKenko Skymemo R(Sm-R)で撮影していた対象があります。本稿では、前回のまとめで言及しなかったBlogのアクセス解析結果と、Sm-R&Lumix S1Hで撮影した盗撮したオリオンの下半身を掲載します。

ところで、天文界隈の人って、リアルでお会いすることはあっても暗がりの中で会うので顔知らない人が多いですよね。平安ブルジョアジーが御簾越しにやり取りをしていたのと似ていると思いませんか?つまり天体写真は和歌と一緒です(論理の飛躍)。

続きを読む

2020年の天文活動を振り返る

TL; DR

だいこもんです。天文はかせ三段目(仮)ではコモンに代わって「くもじい」が本年を「そうかつ!」してしまいました。せっかく投稿しようとペンを握っていたのに何という仕打ちでしょう。デスクの前で打ちひしがれるコモンでしたが、どふとえふすのすちえもんに脅されてこのヤミ天文部のコモンに無理やり据え付けられてしまいました。仙台高専の天文部の垣根を超え、ヤミ天文部logにも記事を寄稿することに。大顧問発言といい、やつは年長への敬いが足りませんな。そんなんだから夢の中で先生方に怒られるんですよ。敷居を高くしておいてやりましょうか。

嘘です、glasnsciです。2020年は本格的に天体撮影を初めた年となりました。同志ら4名と共同執筆のblogを始めたり、天文リフレクションに掲載を依頼してピックアップされるようになったりと、写真・文章に関わらず、表現活動において大きな飛躍の年となりました。本年は皆々様大変お世話になりました。来る2021年も、雨後の筍のように記事を林立――いえ、乱立させていく所存であります。なにとぞよろしくお願い申し上げます1。本稿では単著で書いていたglasnsci.comから通算して、2020年の天文活動を総括します。そーかつしないと、しゅくせーされるぞ!


  1. 何卒【なにとぞ】を漢字で表記されるとスルッと頭に入ってこないので、いつもヒラガナで書く派閥です。

続きを読む

ロオズ・ネブラ

TL; DR

本稿の執筆者はglasnsciなむ言ひける。ネタ記事をば早積み果てつ。居室の卓はいと静かにかにて、雲間より覗く晴れの恨みがましきも徒なり。今宵は毎深夜「ついつたあ」に集いたる天文仲間もジユピタアとサタンの大接近を撮影せむとて遠征地に宿りて、アパアトメントに残るは我一人のみなれば。

続きを読む